ドラマの宝箱

いつだって修也は留里香の思い通りになんてならない。何を考えているかわからず、自由で、掴もうとしてもすりぬけていく…まるで留里香に興味がないようだが、そんな彼がいじわるに彼女を突き放した後、ふいに甘えた事を言ったその時…それは二人にとってはじまりの合図…。留里香は修也の言うとおりに

写真家である新谷一の所有する暗室で、助手の藤堂かおりは働いている。赤いランプが照らす薄暗い暗室の中は互いの気持ちを素直に、そして次第に大胆にさせていく。写真の現像をしながら、仕事の話や写真への熱い思いを語るうち、藤堂は新谷への長年の憧れを言葉にする。2人は場所も厭わず、求め合うよ

大学の事務で働く夕貴は、女っ気もなく真面目一本な学生の郁に一目惚れ。食事に誘っても下心に気付かない郁のウブすぎるリアクションがツボすぎて「付き合って！」と押しきりまんまと成功。郁の自宅に通いつめ、さすがの郁も積極的な夕貴の誘惑に惑わされ始めていた。そんなある日、郁の家に夕貴が泊ま

決まった人と付き合うでもなく、遊びの関係ばかりだった舞香は、義明との出会いをきっかけに彼一筋に。恋愛下手な舞香は、あまり自己主張してこない彼に不安になりつい不機嫌に。そんな時、義明は舞香の頬に触れあっという間に彼女をその気にさせる。彼女のどこをどうすれば喜ぶか、全部彼にはお見通し

大学で同じ天体観察サークルだった宙と彗子。お互いのことを気になっているものの、社会人になっても特に進展はなく、観測会を言い訳に年に数回会う関係が細々と続いていた。そうして迎えた恒例の観測会で、お互いの話をする内にいい雰囲気に…。星座が瞬く寒空の下で身を寄せ合い、2人は好意を打ち明

得意なのは勉強のみで、医者を目指すもまさかの医師国家試験でつまずき二浪中の大二郎。医者になれば今頃モテてウハウハなはずだったのに…！と童貞をこじらせていたそんなある日、見知らぬ女が大二郎の家の玄関前で泥酔して寝ていた。母親以外の女と深く接したことのない大二郎は、その鈴子に恋をして

何もない田舎に嫌気がさし高校卒業と同時に故郷を捨てた真美子。彼女とは真逆で、田舎に残り家業を継ぎ実直に暮らしていた悟。幼馴染の二人は、関係が曖昧なまま若気の至りで初体験をして以来、どこか気まずさを引きずり距離も相まって疎遠になってしまっていた。しかし、五年ぶりに真美子が夢破れ田舎

芽衣子は念願叶って憧れの幸一と付き合い始めたものの、中々緊張がほぐれずつい引っ込み思案に…。彼の家に初めて泊まる事になったのだが、同じベッドに入ってもオヤスミのキス以上何もする気配がない。自分だけ舞い上がって期待して…と落ち込んでた芽衣子だが、思い切って寝ている幸一に恐る恐るキス

夏の終わりに風邪をひいてしまった悠。不器用でおっちょこちょいな彼氏・大気が看病してくれることに。苦手な家事や料理を一生懸命こなす大気の姿に励まされつつ、悠は穏やかに養生する。「何かして欲しい事ある？」という大気の言葉に添い寝を要求した悠は、熱で火照った体を寄せ大気の体にイタズラを

付きあってまだ間もないけれど、すっかり咲良の家に住みついている春陽。ベッドだけでは飽き足らず、ソファやキッチンや様々な場所でついしちゃいたくなる発情期な二人。今日もまた、洗濯をしようとしていたところに春陽がやってきて…！洗面所だろうとどこだろうと所構わず、キスをすれば二人の世界に

麻子と樹はバリキャリと自由人のてんで凸凹なカップル。生活の時間軸が殆ど噛み合わないため家庭内すれ違い状態が続いているが、全く平気なクールな麻子と、一秒でも長くくっついていたくて仕方ない超ウェットな樹。眠気を堪えて麻子の帰宅を待ち、ひとときの甘～い逢瀬を夢見て接触を試みるのだが…？